模倣の良しあし

皆さま こんにちは。

 

東南アジアコンサルタントの塩見有輝です。

東京オリンピックのエンブレムのデザインが、

既存の他のデザイナーさんのものの模倣ではないか?との

疑惑騒動が出ていましたね。

 

デザイナーの佐野研二郎さんご自身も記者会見をして、

自信満々で全否定していました。

ですが、

その後に出ました、サントリーの夏のプレゼント企画での、

トートバックのいくつかのデザインは、

その<<激似>>ぶりが、もう言い訳できないレベルでした。

 

そして、それを、「チェック機能ができていなかった、

チームのマネイジメントの問題」だとし、

ご自身の「デザインの模倣問題」を、

「チームの問題」とすり替えて、

謝罪されました。

 

 

皆さまは、この一連の流れを、どのように感じられましたか?

 

ビジネスは、模倣するのは、当たり前だから、

そんなことで騒がないでいいという思いですか?

確かにそういう考え方も、ありですね。

 

ビジネスのやり方やアイデアは、

成功している方法を真似してなんぼ、というところがあります。

 

ただ、今回は、デザインという、

クリエイティブなところで競うところが、

まんま、他の人のものと、そっくりだったところや、

どちらかというと目立たないブログから、

こそこそっと盗んで転用している様子が、想像できてしまいました。

 

いいか、悪いかではなくて、

カッコワル!っと思ってしまいました。

 

 

ビジネスの成功法則に沿って、むだなくハウツーをやって、

結果につなげる、ということなら、わかるのですが。。。

 

 

まだ認知度が少ないけれど、才能はありそうなサイトを見つけてきて、

こそこそと、まんまデザインを持ってきて、

力づくで、業界認知度の高い自分のものとして出しているところが、

手法としてはありなのでしょうけれども、ね。

 

こういうことは、気が付いていない方も多いかと思いますが、

ネットが発達してから、とても多く行われていますね。

日常茶飯事でしょうね。

 

え?こんなに、ある程度リストをお持ちの方も、

こんな姑息な手法をするんだ~と、

驚くことが多いです。

そして、その方々の、たたずまいや空気感も、

今回の佐野研二郎さんの雰囲気に共通するものがあることが

多いです。

 

「堂々と否定したら、OKになる。

世間なんてそういうものだ。

力を持って、言い切ったもの勝ちだ。」と、

確信している、くすんだオーラだ。

 

誰にもばれていないと思っている。

いわゆる、つ・ら・が・ま・え に、何かが出ている。

 

 

無題

 

 

 

 

以前に、お名前を忘れたが、

絵画を、やはり、既存のアーティストの作品に

そっくりに描いてしまっている画家がいました。

その人の言い訳は、

 

「そのアーティストが好きすぎて、そのアーティストへの、

’オマージュ’として、この作品を書いた」と言っていました。

 

オマージュとは、フランス語で、hommage、

英語でいうところの「リスペクト」です。

 

でも、これを、使い古された英語の『リスペクト』ではなくて、

フランス語で『オマージュ』と表現して、

意味をちょっと、ふわっと、あいまいに、

あえてわかりにくくすることで、

なんとなく、アーティスティックなイメージが出てきます。

 

ゲイジツ(芸術)というものって、きっとそんなものなのかも?

凡人にはわからない、深い感性が左右するものかも?

というイメージを与え、

いわゆる、単なる「まねっこ」から、逃げ切った人がいました。

 

私は、その報道を、子供ながらに見て、

ほんとに、言葉でどうにでもなるんだな、

と感嘆した覚えがあります。

 

 

オマージュと聞くと、なんだか、その姑息な賢さに、

吹き出しちゃいそうです。

随分言い訳を工夫してあるな、という意味で、

「オマージュ」を、

私は、その人に感じました。

 

 

 

ビジネスだから、体系化された成功法則を真似る、というのは

大事だと思います。

私のシンガポールのお友達で、テレンス チャオという

チャンネル8の俳優がいます。

もう25年くらいチャンネル8の主役もよくやりますが、

この人は、SQ(シンガポール航空)の同期のスチュワードだったのですが、

全然、外見がカッコいいタイプでは全然ないです。

笑うと、ほんのちょっとだけはチャーミングかも?、みたいなレベルです。

 

でも、頭がよくて、主役のパターンは4パターンしかなくて、

その4パターンを制覇したら主役になれる、

「Only 4 Patterns!」と力説していましたが、

本当に上手く行きました。

もしも、感性に任せて、やっていたら、

特に、ハンサムというわけではない彼は、

こうは行かなかったと思います。

 

そういう意味で、成功法則にのっとるというのは

大事かと思います。

 

ただ、成功法則にのるのと、

マネっこって、違うなと思います。

 

マネっこした対象が、

横浜元町発祥の、「ポンパドール」の、

バゲットのイラストだった、というところが、

横浜生まれ横浜育ちの私としては、

「センスいい!」

「さすがマネっこ眼は、優れている!」

と言いたいところではありますが・・・無題

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