皆さま こんにちは。
東南アジアコンサルタントの塩見有輝です。
マレーシアでは、2017年8月1日から、
宿泊税が導入されることになりました。
5つ星に泊まると1泊あたり、
20リンギット(≒520円)の宿泊税
4つ星 10リンギ(≒260円)
3つ星 5リンギ(≒130円)
2つ星以下 2.5リンギ(≒65円)
と、ホテルの星の数によって、
1部屋1泊あたりの税金を違える案で
決まりかけたのですが、
最終的には
一律で1部屋当たり10リンギ(≒260円)を
徴収する案に7月下旬に変更されました。
予測では2億1千万リンギ(≒54億5千万円)の
歳入になるそうです。
日本でも、東京と大阪以外でも
地方税として、
リゾート地を持っている自治体が
この宿泊税を導入しようかと
検討することもあるようで、
こういう初めは少額の宿泊税を導入して
どういう結果になるのか、
観察したいですね。
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シンガポールでは2013年迄
TV税というのが
ありました。
年間でS$110(≒9000円)が、
固定資産税と一緒に請求が来るので、
徴収漏れがなくてすごいなと
思っていました。
アイルランドやデンマークでは
牛のげっぷのメタンガスのせいで、
牛に税をかけているのです。
牛は、胃が4つあって、
1回飲み込んだものを戻して、
また噛んで飲んで、と繰り返します。
その時に発生するメタンガスが、
環境に悪影響をおよぼすとのことで、
牛が1か所に数千頭集まるのを防ぐ為にも
税をかけているそうです。
1600年代末には、
ロシアのピョートル1世が、
ひげに税をかけました。
ヨーロッパ視察に行ったときに
ひげを生やしている人が
もはや少ないのに感化されて、
自国民にもっと、小ぎれいに
なってほしいとの思いもあって、
ひげ税の導入がありました。
ハンガリーやデンマークでのポテチ税は
ポテトチップスや炭酸飲料、
脂肪の多いチーズに
かけられているとのこと。
成人病を減らして国が負担する
医療費削減にもつなげるとのことで。
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マレーシアの宿泊税導入後、
観光客数に変化が出てくるのか
観察したいですね。
シンガポールのように、
法人税を下げたら
外国企業が来てくれるですとか、
所得税を下げたら
富裕層が移住してくれるとか、
ありますけれど、
宿泊税がないから
外国人旅行客が増えるとか
宿泊税があるから
外国人旅行客が減るとか
あるのかしら。
税金いただくと、
グローバリズムから
本当に外れていくのかしら。
東京の山手線内だけ
宿泊税を現行のもの+@で
増額しちゃうとか、
だめなのかしら。
そのお金を、
英語のパンフレットの
翻訳1個するのに何百万も使うとか
そういう鎖国時代的な使い方ではなくて、
もっと広告に使ったりできないのかしら。
ただのわかりやすい英文でいいのに
この英単語が正しい!
いやこっちが適切だ!など、
日本人同士の知識競争になって
時間とお金を無駄にする使い方ではなく。
キャッチを決めて、
日出づる国、Land of Rising Sunを
これからずっとオリンピックまでも
使っていくのか、
他のに変えるか決めて
EXOTIC JAPAN エキゾチックジャパンを
演出するために。
VERY VERY ELEGANZA!
ベリーベリー エレガンザ! に。
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☆PS☆
おとといはインドネシア ジャカルタから
2時間弱で行けるバリにいました。
「地上最後の楽園」というキャッチフレーズは
空港の到着ロビー入口にも書かれていました。
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