皆さま こんにちは!
東南アジアコンサルタントの塩見有輝です。

マレーシアの10年ビザについて
それが、どういうものか、
どうやったらとれるのかを、
少し長いですが、
今日はご説明致します。

MM2Hビザを取得するハードルは、高くないですよ。

こちらのMM2H申請のアシストを
私が致しますので、

ご希望の方はご相談くださいませ。
ご依頼先メール info@shiomi.asia

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 マレーシアの10年ビザの始まり

MM2H(エムエムツーエッチ)と呼んでいます。
Malaysia My Second Home の頭文字をとって
MM2Hです。

10年間
マレーシアに自由に出入りできるビザです。
その後、更新可能です。

マレーシアの政府が、
一定条件を満たす外国人を取込もうと
1996年から始めた取り組みです。

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1996年に始まったのですが、
この時のこのプロジェクトの名前、
何だと思いますか?

Silver Hair Program です。

シルバーヘアプログラム。

なんだか、夢がないなあ。

老後に白髪よぼよぼになって、
ひきこもるイメージがしませんか?

2002年に現在の、
Malaysia My Second Home

ネーミングを変更しました。

名前一つで随分イメージが変わりますね。
「マレーシア、私の第2の故郷」
というネーミング。

オーストラリアの
ワーキングホリデービザ
はやったのは、その理由の一つに、
このネーミングのうまさがあったと思います。

わかりやすく、
しかも夢があってワクワクします。

MM2Hは、マレーシア観光局と組んで
2009年の3月23日に大々的に
メディアを使ってローンチし、
積極的に広告を始めるようになりました。

 マレーシアへ移住する外国人数

MM2Hプロジェクトになってから(2002年から)2014年まで、
123か国から26,958人の外国人が
MM2Hビザでマレーシアに移住しました。

さて、
どの国から多く移住していると思いますか?

下記のとおりです。

【取得実績 国別 2002年~2014年累計】

第1位  中国  6,219人
第2位  日本  3,546人
第3位  バングラディッシュ 3,007人
第4位  イギリス  2,169人
第5位  イラン  1,312人

第3位のバングラディッシュ、
というのがやや意外ですね。

2014年1年間の単独で見ると、
第3位までは、同じで、
第1位 中国(MM2H全体移住数の45.4%)
第2位 日本(12.7%)
第3位 バングラディッシュ(8.8%)

となっています。

そして、
第4位 韓国 (4%)
第5位 イギリス (3.2%)
第6位 台湾 (2.9%)
第7位 シンガポール (2.7%)
第8位 パキスタン (2.2%)
第9位 オーストラリア (1.6%)
第10位 インド(1.6%)

の順です。

ご覧のとおり、MM2H

中国、日本、バングラディッシュの3国で、
全体数の67%の占有率です。

皆さまの持っていらっしゃる、マレーシアで暮らすイメージは、
南国の海辺でのんびりこのようなイメージでしょうか?

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それとも、先進国入りへ向けて
急ピッチで躍動中のクアラルンプール
このような洗練されたイメージでしょうか?

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マレーシアでは、
まだまだ十分に手が届く価格の、
スマートなコンドミニアムに住んで
夢のプール付き都会ライフもできますし、
KLから飛行機で1時間以内で、
ランカウイやペナンなどの
ビーチリゾートへも行く事ができます。

日本人会では、
多数のサークル活動がありますので、
自分の趣味にあったコミュニティに入って、
日本人の仲間達に囲まれて、
日本語ベースで生活することもできますし、

逆に、日本人コミュニティには顔を出さずに、
のびのびと暮らすことも、できます。

シンガポールですと、
週末のパラゴンや高島屋のスーパーに
日本人の方々がたくさんいらっしゃいます。

マレーシアですと、
クアラルンプールのKLCC
(クアラルンプール シティセンター)エリアの
紀伊国屋書店に行っても、
日本人には誰にも会わないことが
ほとんどでした。

それは、ほどよく精神的に開放されるようで
ラクに感じることもありました。

■ マレーシア10年ビザについて

自由にマレーシアに出入りできるビザです。
年間に何日間、マレーシアに滞在するべき、
というような「滞在日数縛り」がありません。
極端な話、このビザを取得して、
そのまま何もせず、
日本に住んでいても問題ありません。

■ リタイヤ生活に適している国は?

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2014年のインターナショナルリビングの
「年間世界リタイヤ指数」という調査で、
リタイヤ生活に適した都市のトップ5に、
マレーシアは入っています。
この調査は、それぞれの国の気候、
健康管理する環境、
物価のスタンダード、
安全面、などの要因を指数化して、
合計し、順位を出したものです。

リタイヤ生活に適していると思われる国
第1位 エクアドル
第2位 パナマ
第3位 メキシコ
第4位 マレーシア
第5位 コスタリカ
ということで、
アジアではマレーシアが指数上は高いです。
指数で点を稼げたのは、
健康管理をしやすい環境という項目で
100点中95点を獲得したからとのこと。
病院の設備、薬の値段などで
評価が高かったです。
リタイヤ生活とは離れますが、
世界BESTショッピング都市ランキングでも、
マレーシアは、2012年に4位に入っています。
1位 ニューヨーク
2位 ロンドン
3位 東京
4位 クアラルンプール【マレーシアの首都】
こちらはショッピングモールの設備、
設備のいいショッピング場の数、
価格に対しての商品価値、
商品数(バラエティ)の多さ等を
数値化し評価した場合です。

香港やパリ、ドバイよりも上、
という結果が驚きですね。

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■ MM2Hを取得できる人は?

世界中の誰でも申請できます。
50歳以上と、50歳未満で、
必要な貯金額が違うだけです。
お子様方も連れていくことができます。

MM2Hを取得した方の配偶者と、
21歳未満のお子様には、
Dependent Passが発行されます。

■ MM2Hの申請の仕方

【50歳未満の方】
50万リンギット以上必要です。
(1リンギ30円で計算すると約1400万円

【50歳以上の方】
35万リンギット以上必要です。
約1000万円

※ 普通預金や定期預金、
株などで持っていること。

それ以外に、年齢に関係なく、

毎月、
1万リンギ(約30万円)の
収入があることが条件です。

現地で働くことはできませんので、
日本を含めたマレーシア国外で、
お給料や家賃収入や役員報酬、
あるいは年金などで、
月収約30万円あること。
MM2Hでは、基本的に働くことはNGです。
「余人を持って、変えがたい、特別なケースにのみ」
限定された時間数で労働が認められる場合も
例外としてあります。

さてまず日本ですることは、
「直近3か月分の給与明細」
(会社員でない場合は毎月の収入を証明するもの)
それから日本の銀行に行って、
残高証明を取ります。
英語の残高証明を作ってください、と
銀行に言って下さい。
目的はマレーシアでMM2Hの取得です、
と言うと作成してくれます。

MM2Hを取得してしまったあとは、
マレーシアの銀行に

【50歳未満の方】は
30万リンギ(800万円)

【50歳以上の方】は
15万リンギ(400万円)

だけ、
口座に残しておけばOKです。

MM2Hを取得してから1年後は、
不動産購入、教育費、医療費に使う場合は、
その中から、さらに、

【50歳未満の方】は
15万リンギ(420万円)引出しOK

【50歳以上の方】は
5万リンギ(135万円)引出しOK

です。

つまり、1年後は、
【50歳未満の方】は
15万リンギ(400万円)を
残額維持すればOK

【50歳以上の方】は
10万リンギ(270万円)を
残額維持すればOK
ということになります。

■ 手続き方法
下記のとおり、進めます。
コンサル後、書類の準備をし、
お代の支払いをいただき、
書類提出を現地で代行します。
その全面のお手伝いを私が致します。
申請に3か月かかります。
3か月後にMM2Hを取得したら、
それから6か月以内に
マレーシアに一度行く必要があります。

そして、健康診断、医療保険加入、
現地銀行での定期預金口座開設をします。
MM2Hに関してご面談ご希望の場合は、
info@shiomi.asiaにお気軽に、
メールをくださいませ。

■ ご注意点
預金の残額証明を取る場合に、
例えば、ぎりぎりの額で口座に入金しておくと、
審査時でリンギ為替が上がっていた場合、
残高が足りないということで
手続きを1からやり直しになってしまったり、
ということも、あり得ます。
リンギが変動が大きいので
念のため1900万円くらいを入れておくなどを
お勧めします。
現在のパスポートも全ページをカラーコピーする際に、
1文字もつぶれずに、完璧にカラーコピーしないと
すぐ1からやり直しになってしまったり、
ということがあります。

ただ、書類を出してしまえばあとは
結果を待つだけです。

その間にマレーシアに移住するための
他のご準備
(住まい探しや情報収集、必要ならばメイドさん探しなど)
をされているといいともいます。

マレーシアと一言で言っても、
首都のクアラルンプール
ジョホールバル
ペナン
この3都市が移住する際に
現実的に候補になる3都市と思いますが、
雰囲気はそれぞれ違います。
あなた様の夢のライフスタイルに
近いマレーシアの都市は、
どこになるでしょうか?

考えるだけでワクワクですね!

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By jumpinghorse

大卒後新卒でシンガポール航空のCAになったのがきっかけでその後12年間シンガポールに居住しました。現在は月の半分海外、半分東京に。Facebook⇒ https://www.facebook.com/shiomi.yuki   インスタ yuki.shiomi 

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