【高すぎ!?】シンガポール不動産

 皆さま こんにちは!

東南アジア コンサルタントの塩見有輝です。

にほんブログ村シンガポールの不動産がやや下がってきていること
お隣のマレーシアのジョホールバルでも、
価格が落ちてきていることなどは、今までの記事で
ご紹介して参りました。

今日はこのダウンサイクルがいつまで 続くのか、
もう少しお話を続けようと思います。

外国人が買える、民間のコンドミニアムに絞って書きます。

価格のピークは、去年、2013年第3四半期(7月~9月)でした。
その後、下降が始まって、
今年2014年第2四半期(4月~6月)は、3期目となります。

不動産価格の下降が始まってから、開発業者
たとえば、大手のホンリョングル―プと
シティ ディベロプメントのチェアマンである、
Mr.クエックや、不動産エイジェント、
そして 議員達も、政府に対して、
政府が実施を始めた、『追加税』を
始めとする、不動産市場のクールダウン施策を
やめるように、と提言しています。

国土開発省は、これに対して、
「今はこの施策はまだ取り除かない。
なぜなら、価格は急降下はしていない、そして、もしも今 
取り除くとすぐにまた価格上昇するので」と明言しています。

シャンムラガナン副首相も、DBSのアジアインサイツ会議の中で、
なんのクーリング施策もとらないで不動産バブルになり続けた後の
予測できない急下落を防ぐため、今 クールダウンン施策をとって
いるが、不動産の動きを見ながら調整すると発言しました。

さて、疑問となるのが、『何を基準に』、
不動産価格が高騰し過ぎか

そうでないか判断しているのか?ということです。
2009年の第2四半期を基準にしていますが、
2008年の第2四半期を基準にしても よかったのでは?
ということ。

ちょっとこちらご覧ください。 見方を説明しますね。
かんたんですので 続けて読んでみてください。^^
■  一番左が 時期。
2009Q2⇒2009年第2四半期のこと。
(四半期はクオーターといいます。
だからQであらわす。)

   そのとなりが 不動産価格指数 
   例) 
2009年第2四半期は133.3ということ。
  そのとなりが、2013年第3四半期(7月~9月、つまり今 現在)、
    不動産価格指数が 216.5ということ。

   そのとなりが、何年間かかって、216.3になったか
   
ということ
  2009年第2四半期から現在までの
  たった4年と3カ月間に

   60%も価格が上がったという意味。

■  一番右が 前年比です。
不動産上昇指数 
  

2008年の方が高くて2009年は低いけれど、
2009年の不動産価格指数の成長率は、12%。
ということは、
2008年から、がくんと一度価格が落ちたけれど、
またぐっと上がったということです。
1年で12%上がった時よりも 、
2008年の価格の方がピークとはいえ、前年比4.5%なので、
バブル的な伸び方ではなく
これはシンガポールの経済成長とそぐった、
健全な 伸び方です。

ですので、本来は、この時点での価格と比べて、
今、高いか安いかを語るべきではないか、
と思います。

一方で、また別の見方もあります。

金融庁の見方です。
金融庁によれば、上記のとおり、
4年と3カ月で、不動産の価格指数は、
60%も上がった。
それで、クールダウン施策をとって、
この1年でダウンした率が3.3%だけ。

つまり、そんなに、下がってないから、まだ クールダウン施策を
はずさないよ、という見解です。

不動産は株ではありませんし、
シンガポールもキャピタルゲインTAXがないとはいえ、
契約時の印紙税と、
4年間以内の取引にはこの追加税が入りますので、
今日売って、明日儲かるわけにはいきませんので、
今日、明日の上下にドキドキわくわくする意味はないです。

だいたいの流れが分かれば、基本 アジアは上がりますから。

あとは、法律と税金制度を見て、どれくらい自分がこのお金を、
ホールドし続けられそうか、考えればいいので、あまり、
不動産の細かい動向に一期一憂する意味はないと思います。

ただ、今回の記事で、不動産の話と同時に、皆さまに
お話ししたかったのが、数字の見方です
さて、いつも数字と戦っている、
経営者の皆様、
会社の皆様

扱う数字はいつも 一つしかないはず。です。
とは言え数字は、発表の仕方や、スポットの当て方で
こんな風にどうにでも
 見えるということです。
皆様は、色々な意味で経験されていることだと思います。
立場や目的によって、数字の見方も変わるのは、当然と思います。

一番大事なのは、その説明が、
立場を守るための組立て後付け理論
(自分が持っていきたい結論は、もう決まっていて、
その為に利用される数字)なのか、
実と言う意味での、体感する数字
(数字を素直に見て、普通にジャッジするもの)
なのか、ということ。

どちらを信じますか?
私は、体感です。
いつも、数字が体感できるように、

自分を鍛えておきたいです。

数字の見せ方で 自分を保護していくような、

年のとり方をしない、という気持ちでいます。


不動産投資 ブログランキングへ

転職

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA