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正しいか正しくないかにこだわると不幸になる。

皆さま こんにちは!

東南アジアコンサルタントの塩見有輝です。

今はジャカルタに滞在中なのですが、
インドネシアの朝のニュースで、
オバマ首相が、世界のイスラム系の争いを回避するためには、
インドネシアが重要な役割を果たすと話していた
以前のCNNインタビューが流れていました。

外部のものを受け入れる文化が
インドネシアにあると、
幼少期(6歳~10歳)の4年間を
2番目のお父さんに連れられてジャカルタで過ごした
オバマ首相は話しています。

Obama, en Indonesia
2番目の父となったLolo Soetoro 氏と幼少のオバマさん

過激派と原理主義者がインドネシアでも
増加しているというニュースはありますが、
絶対正義について言い争うと悲劇が起こります。

今日はイスラム教の話ではありません。

正しいか、正しくないかに心捕らわれると
いい結果を生まないことが多いという話を
したいです。

正しいこととは?という定義は、
人それぞれ、違うので、
それに捕らわれて争うと、
自分も相手も不幸になるということです。

ですが、私達は、自分が正しいということに
固執して不幸になっているケースが多いです。

例えば、
自分がボランティアをしているので、
清く正しく生きていると思っているとします。
他の人がボランティアをしていないのを見て
「なんて自分勝手な欲張りな輩だろう」と
他人の行動が正しくないとイライラしたら、
幸せな人が誰もいなくなってしまいます。

他の人は、ボランティアをしないで
事業をして、法人税や所得税を払って
社会に貢献しているかもしれません。

見る人によって、状況によって
正しいか、正しくないかは違うのと、
それぞれの立場でそれぞれ
感情がありますので、
そこで議論をしても、
争いにしか発展しないということです。

会社の中でも考え方はいろいろ
あると思います。
会社は考え方のぶつかり合いの
縮図みたいなところで、
魂の訓練所だと思います。

何年も、毎日の大半を
そこで過ごしているのだから、
皆がそこに感情を持ち、
意見を持ちます。

また、自分の意見が最も正しいと主張する為の、
使えるパワフルな武器となる単語がたくさんあります。
理念、教育、利益、ブランド、顧客満足、
社会貢献、社員のやり甲斐、コンプライアンス、
企業統治、社内秩序などなど
その言葉出されると会議で効くよ~
というところはあります。

みんなが何が正しいか言い張ると
正しいことは世の中にたくさんありますので、
そのことで、争いは尽きなくなります。

自分には自分の意見があるのは
当たり前で大事なことですが、
それと違う人がいても
ムキにならないこと。

その人は、その人の正義と
あとは、その人の個人的な利の為に
理論で押してきているので、
それはそれで、受け止めて、
自分の意見もさらりと言って
受け入れられなければ、
それはそれで、と結局は、
和を以って貴しと為す、です。

インターネットの情報系は、
自分の主張を一本立てて
他を排除し、自分の意見こそが
絶対なる正論で優位という見せ方を
することが多いようです。

でもこれはビジネスの手法で、
強いものに従う人間心理に基づくものです。

会社で、自分の自信ある意見が通らなくて
悲しくなったりしたら、
思い出してください。
あなたの意見が間違っていたのではなくて
違う立場の人が多かったということ、
違う利が誰かにあったということ、
もしもあなたの正義が、
そんなに自信のある本当なら、
証明される時が必ずくること。
だから、言い争いするまで正当性を
主張しなくていいこと。

私は考え方を変えてから
毎日とても幸せです。
今、ジャカルタにいるせいか、
アジア各国の中でも優しい人が多いというか
ニコニコ笑顔の人ばかりで、
いつも ありがとう、
Terima Kasihとみんなが言っている。

インドネシアには、
いらっしゃいませ精神、Welcome精神、
Selamat Datang精神があるとオバマ首相が
マレー語を使って話していました。

10年前の七夕の日に、
彼とレストランに行きました。
そこでレストランの用意した七夕の竹に、
その人はお願い事を書いてつるしました。
「有輝とずっと笑顔でいられますように」と
書いてありました。

私はその時に、
「笑顔」とか、
なんだか抽象的で幼稚だ、
と本当に思いました。
つまんない願いを書くもんだと
本当に思いました。

今、10年たって、
まさしくその精神だと、
心から思いますし、
今なら、そのように書いてくれて
心から感謝すると思います。

楽しいこと、笑顔、を
抽象的で幼稚だと思って、
正義を追っていた私は
結構大変でした。

今、もう気づきましたよ。
商売の本質もそこにあることに。

 

 

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マレーシアで商品を販売する際のハラルについての理解

皆さま こんにちは。

東南アジアコンサルタントの塩見有輝です。

本日は皆さまが実際に

イスラム圏に進出して商品を販売したり、

店舗を出したりするときに気になる

ハラルについて、ご説明しようと思います。

 

イスラム教徒の皆さまが使用されても

「安心・安全です」というマークが

ハラルマークです。

JAKIM

 

こちらがシンガポールやマレーシアでよく目にする

ハラルマークで、これはマレーシアのジャキムという

機関で発行されています。

この認証があれば、世界の50か国以上に通用し、

正規ハラル製品として認めてもらえる

権威のあるマークです。

わかりやすく言うと、

マレーシアのイスラム教義の理解が

まじめ(厳粛)なので、「そこが発行するのなら、

安心だね」と他国が認めている、マークです。

 

この取得にはハードルが高くコストもかかりますが

大企業で本格的にグローバル展開する食品会社であれば、

取得していくべきと思います。

 

さて、規模がそこまで大きく考えていなかったり

食品でない場合、ジャキムのハラルではなくて

他のドメスティックハラルというものを取得するのも

アリ、です。

つまりその土地土地で、

イスラム教徒の方が使っていただいても大丈夫ですよ、

とその土地の機関が発行する、

様々なハラルマークが、各国に複数あります。

そのハラル取得をするということです。

 

ただし、

これを取得するべきかどうか、というのは、

ハラルをとってどうしたいのか、

イスラム教徒の方々にどの様に提供したいのか、

という目的をはっきりと持って、

判断するべきと思います。

 

「イスラム圏で不自由なく、自社製品を販売して

買っていただいて、安心して使っていただけること。」

 

これが皆さまの本来の目的だと思います。

その場合に、その企業様や商品によって、

それから進出規模や段階によって、

判断は変わってくると思います。

 

その本来の目的を忘れて、

ハラル取得することだけに目が行ってしまうと、

ハラルは取得したけれど

肝心の「売上」は伸びないままだったり

してしまいますので、

本来の目的、

「世界の皆さまに買って使って頂く為には」

どの段階で何をしたらいいかを

考えて頂ければいいと思います。

 

イスラムの方々が特殊な信仰や思考を

持っていると考えたりしてしまうと、

まるで神秘のベールの向こうのことのごとく、

日本人は頭で考えて豆知識で議論したり、

想像して大げさな妄想に駆られたりしてしまいがちです。

 

そうではなくて、イスラム教の教えに背かないように

信心深く生活されている方々の気持ちになって、

同じ人間として、気持ちを察していくことが

大事です。

例えば

「豚に触ったら地獄に行っちゃう」

「イスラムの教えに反したら地獄に行ってしまう!」と

信仰されているので、その気持ちを尊重することが

当たり前ですが大事です。

 

あなた様も自分のこだわりがあるのに、

それを人に邪魔されたらとても頭に来ますよね?

自分がとても大事に考えていることを

人がわかってくれなかったり、

自分がそれを守れない環境に行くのは

とても嫌ですよね。

 

それと同じです。

相手の方の気持ちになることが大事で、

「頭でっかちにならないこと」も大事と

私自身は感じることが多いです。

 

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【食品やレストランについて】

 

ハラルマークがないレストランは、

マレーシア人のマレー人は特に

入りたがらないし、自主的には入りません。

会社などでパーティを開くときに

ハラルレストランでしなかったりすると

「配慮が足りなすぎる。

イスラム教を軽視している。」ということで

スタッフを一気に敵に回してしまうこともありえます。

ハラルレストランがうまく予約できないときには、

ノンハラルのレストランに、ハラルフードのケイタリングを

したりするといいと思います。

ハラルレストランでなくても、

メニューが豚なしで、チキンならいいだろう、

と思って出しても、あまり好ましくありません。

 

イスラム教徒の方と海外に旅行するとき、

旅行前に、その国にあるイスラムレストランを

調べて、そこにわざわざ行くことが多いです。

以前にシンガポール航空で働いていたときは

イスラム教徒のクルーは、フライト中は、

ハラルフードを持ち歩いてホテルの部屋で

食べている人がほとんどでした。

 

例えば、イスラム教徒のお友達を、

家に招いて日本食をふるまうようなときも、

お酒やみりんは使わず、

その旨もきちんと伝えてお招きしたりすると

いいと思います。

 

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【化粧品について】

 

肌につける化粧品についても、

豚に関しては言うまでもなく

絶対にNGです。

 

だからと言って、化粧品にジャキムハラルが

必要かどうかというと、

「絶対条件」ではありません。

 

ハラルがついているかどうかが

販売数に絶対な影響をもたらすかどうかは

そのケースバイケースです。

 

それから、認識も人によって違いがあります。

 

化粧品に、ぷるぷるプラセンタが入っていたら

日本人は嬉しいですよね。

 

でもイスラム圏の方は、そのプラセンタが

豚以外でも、例えば馬プラセンタだったら、

使わない方もいます。

 

「馬ならOK、

豚でないのだから馬はOKなんだよ」、

という方もいます。

 

「魚の卵も含めて、動物系は、

化粧品成分としても絶対にNGで、

そんな商品買わないよ!」

という方もいます。

「四足の動物でない魚の卵ならOK」

という方も多いです。

 

このように、商品によって、

考え方はさまざまに分かれます。

 

その時に、「議論」になってしまうと、

ダメという立場はとるけれど、

日々の生活で議論になる前は

その商品を疑問なく使っていたりもします。

 

こういう議論になったときに、

「ハラル認証マークがあります」

と言えれば、(ジャキムではなくても)

安心していただけるので、そういう意味では

(ハードルが低いドメスティックハラルでも)

取得できるなら取得した方がいいですね。

 

※ これらのご相談と手配をしております。

お問合せくださいませ。

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【美容サービスについて】

 

例えば、脱毛は、イスラムの教えに逆らうと

思いますか?

 

「神様がくださった自然のものに

手を加えてはいけない」ということで

毛を永久になくしてしまうのは

厳密にいうとNGという人も

います。

 

「毛はムダ毛なら、ムダを処理するのはOKなので、

<<脇の下の毛>>はムダ毛だからOK。

でも<<手足の脱毛>>をすることは違反だ」と

解釈する人もいます。

また、

「体毛全体は、ムダ毛として処理するのはOK」

と解釈する人もいます。

 

ですので、進出前に

初めにそこで大議論していくよりも

サービスを体験していただき

受け入れて頂いくと、

自然になじんで広まっていきます。

 

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会社などではイスラム圏に進出するときに

障壁などについて話をしていくと思います。

そこで細かい点について議論していくと

どんどんとできない理由は広がって

進出できないことになってしまうと思います。

 

食品については、何か間違いがあったら

大変な取り返しのつかない失礼となり、

怒りを買ってしまいますので、

そこは本当に注意すべきですが、

それ以外については、

様々な考え方がありますので、

あまり偏らずに、

「本来の目的」である、

「商品をたくさん販売して

たくさん使って頂く」

という目的を果たすために、

つまり売上をのばすためには、

実際に何をするべきか具体的に

リサーチし、感じ取ること。

 

それから、教義について理解しようと

その理屈を日本人同士で言い合うよりも、

実際にイスラム教徒の従業員やお客様と

良好な関係を持つことに努めることの方が

大事と思います。

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例えば、マレーシアの場合は、

地域によってイスラム色がとても強いところと

そうでないところの差が大きいです。

クアラルンプールではチャイニーズが40%いますし

ペナンも多いですが、

それ以外の地域、例えばランカウイ島では

チャイニーズに会うこともあまりないです。

 

ですのでクアラルンプールで

とんこつラーメン屋さんがとても人気で

繁盛していたりもします。

しかも、中心部の複数の大きなモールに

入居して営業しています。

他のテナントやお客様から

クレームもないようです。

 

そういえば、そのラーメン屋さんで

異国の地で一生懸命に働く

笑顔いっぱいな日本人の方々の

お顔を思い出しました。

 

おいしくてお店の雰囲気も良く、

お客様もとても多かったです。

 

やっぱり、いろんな理屈じゃないな、

世界どこでも当たり前のことを一生懸命に

やってみる、そういうことだな、と

感じました。

 

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