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ピザ券がボーナスより効果的!?

皆様 こんにちは。
東南アジアコンサルタントの塩見有輝です。

今日は、「お金と心理」について
書こうと思います。

アメリカで行われた実験で
面白いものがありました。

従業員さんに対して、
1.ボーナスを支払う
2.ピザ(食べるPizzaです)の券をあげる
3.上司が働きぶりをほめる
4.何もしない

という4グループに分けて
モチベーションの実験をしました。

さて、どのグループが
モチベーションが高かったと思いますか?

予想通り、何もしない場合よりも、
1~3のグループの方が、
モチベーションが上がり、
仕事の成果が出ました。

ただ、意外だったのは、

ボーナスを支払ったグループと、
ピザ券をあげたグループ、
上司がほめたグループの
モチベーション成果
実施直後は、ほぼ同じだったということです。

 

◆お金には慣れてしまいやすい◆  

その次の月に、
追跡調査したところ、
1~3のグループの中で、
最もモチベーションが落ちていたのは
ボーナスを支払ったグループだったとのこと。

意外だと思いませんか?

人はお金に慣れてしまいやすく
モチベーションを維持しにくいようです。

そして、
成果」についてですが、
やはり1~3のグループで
ほぼ変わりがなかったそうです。

優秀な従業員はボーナス前も後も
変わらず熱心に働くので
むしろ、そうでない従業員にとって
ボーナスが効果的だとのこと。

ボーナスを日頃の働きへの評価として
支払うのと、
従業員のモチベーションをアップして
今後の成果をさらに伸ばしていくものとして
支払うのと、
2つ意味があると思いますが、
ボーナスを支給しても、
ピザ券
をあげたグループと
成果が変わらないのは意外ですね。

 

◆ものを提供した方が効果的!?◆

家賃5万円の部屋を会社が準備するのと
家賃補助として6万円を給与に上乗せして払うのと
どちらが感謝されるかというと、
なんと不思議なことに、
部屋を提供した場合の方だとのこと。

「会社のおかげで家に住める」
との意識が強くなり、
忠誠心が高まるとのこと。

 

◆現金が一番好まれるのは高額の場合
少額の場合は逆効果◆

現金であげると、
誰もが何よりも一番喜ぶはず!
と想像していましたが、
上記の通り
実験結果は違うというのです。

年末にお歳暮を送ったり
もらったりするときに、
「結局、商品券が一番いいよね。
好きなものを自分で買ってもらえばいいよね。
換金してもらってもいいよね。」
と思い、便利な商品券を選んだとします。

その場合、金額が多いと、
それは喜ばれますが、
金額が少ないと、
逆にその額が強調されて
何もあげない時よりも、
相手にとって印象が悪くなってしまうそうです。

 

◆お金の区分を超えるときの心理的ハードル◆

やりくり上手の奥様は、
封筒をいくつか用意して、
食費は食費用封筒からだけ使う、
家賃・光熱費は、それ用の封筒からだけ使う、
貯金はまた別の封筒、
と小分けにして管理しているのだと、
聞いたことがありませんか?

「区分を超える」という
心理的ハードルを作るおかげで
一つの封筒がなくなりかけても、
なんとか、他の封筒に手を出さずに
済むということです。

逆に言うと、その区分内では、
使いきりがち。

これをマーケティングに応用すると、
例えば英語塾を経営していて、
塾代が月額8万円とするならば、
とても高く感じられますが

日頃から
「月に10万円は大人は勉強代に使うべき」
というスローガンをたてて
下地つくりをしておくと、
その区分内である8万円が
とても支払われやすくなると思います。

他の例では、
例えばFXの証拠金のことで、
少し値が下がると
「損切りにならないように
証拠金をもっと足しておいて下さい」
「値が上がったらすぐ引出してOKですから」
と言われます。
お客さんの立場を考えて
言ってくれているのはもちろんありますが、
それ以外にも、意味があると思います。
お客さんが、貯金からその会社へ、
一度お金を入れたら、
その人にとっての心理的区分が変わって、
そのお金はもう投資用資金として
「動かしていいお金」として、
心理的なハードルを越えます。
そして次の商品に誘導しやすくなる、
ということでもあると思います。

 

◆形を変えると支払いの痛みが消える◆

昨日はマカオにいました。
ついつい使ってしまうのは、
チップを使ってプレ―するからで
わかってはいるものの、
お金が形を変えているので
使うのに痛みが薄れるからです。

区分をもう超えてしまった、
ということもあります。
チップに変えてしまった時点で、
「このお金を増やすぞ」という気持ちの他に
「このお金はもうギャンブル用のお金で
使ってもいいお金」の区分に
心理的に入ってしまいます。
途中で増えてもそこでやめず、
使い切るまでやって、
「途中までは勝っていた。
いくらまで膨らんだ。」
「でも、楽しめたからいいのだ。」
などという最もくだらないセリフを
言ってしまったりします。

 

◆区分け枠を他の人と同じにする心理◆

婚約指輪は給与の3か月分」と
メディアで浸透させると、
皆がそうするなら、
そうしないといけない気分になります。
家賃は収入の3割」と聞くと
そうしないといけないのかなと
不安になります。

でも本当にそんなに使わなくては
いけないのかしら?

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悩みや不安も含めて、

お金のことだけで

頭がいっぱいになっているうちは

本当に幸せなんだと

人生経験豊かな方は、

もうご存知ですよね。

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