六本木ヒルズで、
「1年後に届くクリスマスカード」を
投函できるサービスが毎年ありまして、
若いカップルが楽しそうに
二人でカードを書いていて、
とても賑わっています。
そんな中、私は1年前、
自分あてにカードを書いたのでした。
それが1年後の2024年12月半ばに届きました。
2024年にやりたいことが書いてありましたが、
実際の2024年は、あま~く採点しても、
60点くらいの達成率でした。
ただ、できるようになっていることも
いくつかありました。
というような、↑
こういう今年の自分についてのまとめを
例えば、自分のブログやYoutubeなどの
SNSで記録的に言う季節になって参りました。
自分のSNSで言ったりするのは、
もちろんいいのですが、
こういう自分の
実績報告(ほぼ全部、成功実績)を
この時期、ラインで送ってくる
そういう社長さんが非常識レベルに、
自分にだけフォーカスしていて
そこがいい意味で、普通と違う
という話をしたいと思います。
自分で1から事業を立ち上げて大きくした
創業社長様方は、心からご尊敬申し上げています。
それですから、そんな方々のお話を聞けるのは
ありがたいことです。
でも、ラインで、結構頻繁に
「新聞に出ました」とリンクが張られていたり
「店舗数が〇か国〇〇〇店舗になりました」
「従業員が○○〇〇人になりました」
「社のイベントで盛り上がりました」
と成功実績ご報告がラインで来るたびに
その感想をラインで返すというのが、
つらくなってきました。
ある程度の年齢になると普通は
自分のことをずうっと話しているのは
控え気味になってくると思いますし、
生理的にも男性ホルモンが低下して
鬱になってしまったりする方も
いらっしゃるくらいだと思います。
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今まで、やる気満々だったのに、
昔のようなやる気が出ないと感じ、
仕事でやる気を取り戻すために
男性ホルモンを打っている社長さまも
多くいらっしゃると思います。
そういう意味では、
注射しないで、そのままの性格で、
ラインで輝かしい実績報告をして下さる方は、
そのモチベーションの長期維持力は
すごいと思います。
私が30歳若くてキャバ嬢なら
そういう方とのつながりは
仕事の一部になりますが、
そうではないし、
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海外でよかれと思って誰かを紹介しても、
毎回そういう相手が
「あまり役に立たなかった」と言われて
終わったりします。
こういうまさに、毎秒、
「自分に集中し、自分のペースを守る」
というスタイルこそ、
この社長さんを成功に導いたのだろうと
その「配慮の欠如」も好意的にとらえて
私は勉強させていただいていました。
10年以上前は、
イケイケの感じだったのですが、徐々に、
時代とともに、言葉遣いなども
ですます調にかわって、
ハラスメントに気を付けていらっしゃるように
変化して、成長されていきました。
私は毎回ラインは即返ししていましたが、
今年は母が亡くなって、
その週はとても忙しくて
ラインが何個かたまったので、
その旨を話して、
返信が遅くなったお詫びをしました。
そうしたら、
「お悔み申し上げます。
自分も両親が生きている間に、
親孝行をしようと思います!」
と元気に、びっくりマーク!つきで
お返事がきました。
社会的にまっとうなお悔みの言葉と、
それに続く、
自分のすべきことの記載、
また自分の話か、と。
なんでも自分の話にすり替える。
この方は、まさに、社会的に
成功される要素を持って成功している。
社会的な言葉、
そしてすべての事象について
自分について関連して考えて
自分中心に生きている。
素晴らしいけれど、そのラインを読んで、
ちょっとびっくりしたし疲れてしまいました。
9月に母が亡くなって3か月たち、
私にも、1年前の自分からの
クリスマスカードが届いて、
元気になりました。
今年の振り返りをしているYoutuberの方々を見て
その社長さんのことを思い出しました。
その社長さんには、100%悪意がないのも
私自身がよく理解しています。
そして思ったのは、その社長さんは、
「自分の成功体験や考え方を共有すること」が、
他人とのコミュニケーションだと
信じているのかもしれないと思いました。
これがその方の「生き方」であり、
成功の基盤なのかもしれません。
ずっと年上だけれどヨチヨチの私に、
アドバイスせざるを得ないと
よくおっしゃっていらしたことを、
あらためて思い出しました。
何年も前にとても困ったトラブルの時に
一生懸命に考えて、
解決策を探してくれたこともありました。
感謝が湧いてきました。
そして、私ももっと
非常識で無配慮で、時に滑稽なくらい
しゃべりたいことがいっぱいある
そういう自分になりたいと思いました。
世界もそのようにますますなっている。
世界の中でも、周りの国に
やかましく自国の主張をされて
コントロールされてしまう、
そんな日本が自分に重なった。
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