今日は私の就職活動のメモリーを
つらつらと書こうと思います。
だからあまり世の中の皆様に
役立つ情報ではないだろうと
思います。

「好き嫌い」で
物事を決めてきてしまった
そういう凡人タイプだったため、
「ああ、こういうタイプの人は、
こんな感じに仕上がるんだなw」
というサンプル例として今回は、
私の書くことを見ていただくと
何らかの役に立つかしら。

私は大学で仏文学科に行きました。
言うのも恥ずかしい動機により、です。

ミル・マスカラスというプロレスラーの
大大ファンだった(現在進行形)私は、
メキシコ人のマスカラス
スペイン語で会話するのを
人生の目標として

高校時代は地理研究部で、
メキシコマヤ・アステカ文明
研究したりしていたので、
志望の大学は、
上智大学♡外国語学部♡スペイン語学科
に、高校2年の時に決めました。
ところが、落ちてしまいました。

それで、
スペイン語学科がある大学は
他に数が少ないので、
「じゃあ、マスカラスの素顔が
アラン・ドロンに似ていると
あちこちの雑誌に書いてあるから、
じゃあ、フランス語学科でいいか」
ということで、
横浜市立大学仏文科に行きました。

アラン・ドロンがインタビューで
好きな色を聞かれたときに、

すべての色を凝縮した黒が好きだ。”

と、日本のさわやかアイドルと
違う答え方をしているのを見て、
高校生時代に「うわ~理屈っぽい~
と驚いていた私は、
フランス文学ラ・ロシュフーコー
読んだりしているうちに、
アラン・ドロンの言わんとするところが
わかってくるように感じました。(?)

さて、就職の時期になりました。

仏文学科の教授は、
生活の直接的な役に立たないから
だから、それが文学なんだ
ということをおっしゃっていらして
教授のお言葉はもっといろいろな
意味を含んでいると思われますが、
当時の私の場合は、
この「役に立たないお勉強
というところを、
商学部の同級生の話と聞き比べて
感じて不安になったことはありました。

とは言え、仏文学科の中にも、
在学中にフランス留学をして
フランス銀行に入社したり、
フランスで就職したりする優秀な方々も
複数名いらしたので、
4年間でそういった面では、
随分と差が出てしまった!と
気が付いたりした瞬間でした。

大学時代は毎日が楽しくて、
電車から校舎が見えると
早く行きたくて嬉しくて
試験勉強よりも他にやることで
忙しくなってしまったので、、

楽しすぎて学問以外を
優先させがちになりがちですが、
4年後の差のことも
頭の片隅に小さくメモしてね。

失敗談メモ~~~~
◆大学の4年間の過ごし方で、
専門分野の知識で相当な差がついてしまう。
◆志望校と違うところに行った場合、
「勉強に対して」
モチベが下がったままに

なりがちなので仕切りなおして
そこでの勉強の目標を持ち直す。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
就職試験の時に、やはり、
4年間で随分と差がついてしまったと
感じた瞬間は、モルガン・スタンレー
面接に行った時です。

書類選考に受かった私は、
最初のグループ面談に行ってみました。

面接部屋に行く途中に、
秘書の女性のテーブルの前を通った時、
その女性が真っ赤なワンピースを着て、
腰までの長い髪が、通常以上に
真っ黒な漆黒色で、カールがかって、
「わあ、外資系!」と感じました。
人事の部長さまの男性も
日本人なのですが、日本語にやや、
英語なまりがありました。

グループ面接が始まって、
ある男子学生が、
M&Aについての企業の考え方
について、

批判も込めた質問をしました。

その質問にその人事の方が
とても楽しそうに答えていました。

人事の方も個人的にそれについて
会社の方針に対して思うところが
あったようで、
その学生の意見にとても共感して
「立場上、答えづらいけれど、
でも楽しい~、
この学生おもしろい~」
と感じていらっしゃるご様子で
その学生の方と長く会話していました。

私は、その時に
M&Aという言葉を知らずw
隣に座った女の子に、
M&Aってなんですか?」と
小声で聞いて
そのお人よしのその女の子は、
ええっと、ええっとなんだっけ、
あ、企業合併」と答えてくれました。
というわけで、
その面接では一言も発言できずに
終わってしまいました。
失敗談メモ~~~~
いくら新卒でも、
表面上だけの感じのよさだけで、
全て乗り越えられるわけではない。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~

CA志望だったので、
大学3年になる前の春休みから
毎週土曜日にその専門学校に行って、
試験の練習をしていました。
実際の就職試験まで、1年半の間、
毎週同じ学科試験の過去問と、
同じスピーチの練習をして、
全部暗記していたので、
航空会社の試験は受かるに決まっていると
確信していました。
その為、シンガポール航空の2次面接は
行くかどうか、直前まで迷いました。

「お母さん、私、もしこれから
2次面接に行くとすると、
絶対に受かっちゃうと思う。

そしたら、私のことだから、
ほんとにシンガポール
行っちゃう気がするんだけど
やっぱり、今日面接行った方が
いいかな~?」

と聞いたところ、母は
「う~ん、どうしようねえ」
「お母さんは、
パリみたいなところが好き。
東南アジアはちょっと。。。」
フランスに行ったら岸恵子みたいに
フランスっぽくなるのに~」

とのことでしたが、
エールフランスは新卒採用ないし、
結局、面接に行くことにしました。
そして30分弱、遅刻しました。

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それでも、やっぱり行ったことで、
これにより、その後の人生が、
シンガポールと縁ができました。


メモ~~~~
その日の数分の判断が、
人生を左右することが多いんですね。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~

シンガポールで働き始めて、
普段は皆とても優しいのですが、
サービスが始まると、本当に
トイレに行けないくらい忙しくなり、
そういう時に、
Pardon?と聞き返すと
ちょっと眉間に皺がよるのが
怖くて、申し訳なくて、
でも聞かざるを得なくて、
一生懸命聞き取りしているうちに
英語が話せるようになりました。

特に怖くて辛辣だったゲイのみんな、
ありがとう~(←とてもいいスパルタ訓練だった)
とても楽しかった。感謝しています。
メモ~~~~
自分にスパルタ教育を選ぶのも
いいかも

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

その後、シンガポールで不動産仲介を
最初は人のところで、
その後は現地の宅建をとって
自分でするようになりました。

毎日6件くらいのお家を見るので、
そこでオーナーさん側の
エイジェントさんと
お会いするのですが、
ベンツを運転している方が
多かったです。
シンガポールでベンツを買うと
COEという車の所有権が高いので、
(国が小さいので、これで台数を
コントロールしている)
数千万円するのですが、
営業上手な豊かなエイジェントさんが
多かったです。

シンガポールのような熱い国では、
もし同じ間取りなら、
最上階より、上から2番目の階が
温度の面や防犯の面でもいい、と
聞いたり、その後、
確かに新聞でその通りの価格比較の
ニュースを見たことがありました。

「この間の話、ほんとだったね、新聞に出てた」
「うん、不動産鑑定士に聞いたんだよ」
「え~そうなんだ~。
Valuation決める人たちだよね。
細かいことよく知っているよね。
私もなろうかな。」
Better not. Can’t earn much
やめた方がいいよ、そんなに稼げないよ
とのことで
そこに、理不尽さを感じました。

以前にも、このことは
ブログに書いたことがありますが、
それくらい私としては、
当時、不思議だな、なんでだろうと
思った出来事でした。

メモ~~~~
専門知識量と収入が、
比例しないことがある。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

さて収入という単語が出ましたが、
私自身は、
収入だけにフォーカスしたり
「就職に有利だから」
という理由だけで行動できなくて、
他のモチベーションがないと、
行動できないタイプです。

それが、まさか尊いと思わないし、
逆に、それが馬鹿だ、とも
実は、思っていない現在です。

自分の性格と合わせてなるべく
都合よく生きやすいバランスがあると
いいのでしょうか?
メモ~~~~
それについては皆、悩むところなり。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~

話は変わるのですが、
婚活アプリのTindarに登録して
婚活1か月でスピード結婚した
インドネシアの知人のE君は
毎日10名の女の子にDMを送り
最低でも、そこから1名とは
会えたそうです。
そして、その中から、
一番お金がかからない子
選んで結婚したんだと、
語っていました。

それが選ぶにあたって、
一番重要なことだった、
と語っていました。

省エネで最速な堅実チョイスについて、
熱く語るE君の話を聞きながら、

ハートのエースってそうやって
選ぶ人が多くなっているのか~」

「そしてこれを”成功”と
今は、呼んでいるのか~ワォ」と
思ったりしてしまいました。

E君は、その後、
同僚の女の子2名に同時期に
執拗に家まで一緒に帰ると迫って、
会社にクレームがその2名から入って
やめることになりました。

話が大変それましたが、
言いたかったことは、
省エネで効率重視で
損得勘定だけで選ぶと、

ご飯を食べていく、
その為だけ、
かもしれない仕事についたり、

ご飯を用意してくれる、
家政婦さん的存在の奥さんができて、

それらはハートのエースなのかな、
どうなんだろう、ということでした。

 

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By jumpinghorse

大卒後新卒でシンガポール航空のCAになったのがきっかけでその後12年間シンガポールに居住しました。現在は月の半分海外、半分東京に。Facebook⇒ https://www.facebook.com/shiomi.yuki   インスタ yuki.shiomi 

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