• 土. 1月 22nd, 2022

Ep3 Mフロム ヘルズキッチン ~権力と品~

結婚に至るまで、
いろいろと2人で努力をした。
協力者を得て、特殊なアイデアを得て
特別な手配をたくさん使った。

私は、ルール違反をしていない。
ルール違反をしない為に、
ルールを変えただけだ。
そうする力が私には、あったので。
これは、まっとうな道ではないのか。

それを国民は、私がまるで
ルール違反をしたかのように
責め立てた。
掲示板の書込みが、
私関連の1つのニュースで50万件。
いいねの数ではなくて、
書込みの数が50万件。

そこで、掲示板のルールも変えた。
Youtubeのルールも変えた。

私が顔を曇らすだけで、
勝手にルールは変わる。

私はルール違反をしていない。


結婚会見でKが
「たった一度の人生なので、」
という言葉を使った。

たったひとつ、
この一部分の言葉だけが、
会見の中でKが話した言葉の中の、
たった、ひとつ、の、真実、で、本音、だと、
私は隣りで感じていた。

その後の、
「愛する人と~」という部分は、
他の意図があっての発言だと
自分の心根ではわかってはいる。


Kのメンタルの強さは、
世間でも批判の対象だったり、
それを通り越した賞賛の対象だった。

Kは、いつだって、
「何をしても、命までとられない。」
そう思っているようだった。
小さい時に経験した、
父と祖父母の死による死生観のせいか、
人生は1回だけで、
だから、プリンスになる夢を
私の気持ちをつかむ方法で、
叶えた。

天皇陛下の弟である
皇族の父に対してだって、
大学の卒業のことも、
司法試験の手ごたえのことも、
「大丈夫です!」と
本当に平気で嘘をついているのを見て、

「命までとられない。」
そう思っている男の強さを
私は、感じて若干驚きはした。

Kはなぜ、
その強さをこんな風にしか
使えないのか、

持っているものをそんな風にしか
使えないのか、

Kも私に似て、不器用なのだろう。


私たちの結婚騒ぎの発端になった、
Kの母親のことについて、
法的に事件として攻めようとしている
ジャーナリストSもそうだった。

時代が違ったら、
1947年より前だったら、
とっくに不敬罪で逮捕だ。
彼は、元共産党員と聞いた。

「蟹工船」を書いた、
小林多喜二と同じだ。

教科書で、蟹工船が出てきて、
不当な扱いをされて苦しむ労働者たち、
プロレタリアートを表現した、
著者の小林多喜二がその後、

この作品が、
「皇族に献上するカニの缶詰を作っている」
という記述によって、不敬罪となり、
思想犯となり、特攻警察に拷問されて、
死んでいったと知った。

皇族がそこまでの力を持っていることに
恐ろしさと嫌悪を一瞬持ったのと同時に、

なんで、この人は、
拷問で死ぬような待遇が待っているのに、
思ったことを言ってしまうのか?

なんで、もっと俗っぽく
賢く生きられないのか?
とも同時に感じた。

ジャーナリストのSも、
小林多喜二も、
それに、会見で言わなくていいことを
発言してしまい、
自ら損してしまう私自身も。

そこは同じく、彼らと似ていて
不器用だ。

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私の中の、
この血に入っていて、
離れることができない権力を、
私は、今もまだ、
怒りにまかせて、
使おうとしているのか。

父も、私のせいで、
その力を振り回そうと
しているのか。

いつからこんなに
不器用な生き方になってしまったのだろう。

そして、Kは、
初めて手にしたフォースを
振り回したくて仕方がないみたいだ。
意味深にダースベーダーを
気取っている。


ブータンのワンチュク国王が、
2011年の震災後、
来日中に、日本の、ある小学校で

「自分の中には龍がいます。
その龍をどうやって操るかが大事です。」

そういう話をしていた。

NYの空をみながら、
その言葉を思い出した。

龍の国の皇族として生まれながら、
私は龍の扱いを習ってこなかったのかな。

父は、龍の扱いを教えてくれるのかな。

これからの私の未来は、
幾通りもあると思う。

私の龍の使い方によって。

それがわかったとき、
私は品を取り戻す。

そんな気が、
うっすらと湧いてきた。



 

 

 

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こちらの完全フィクションは、エピソード4に
後日つながります。

エピソード1はこちら→https://bit.ly/3pdejTI
エピソード2はこちら→bit.ly/3rgt22B

※上の龍の絵は、草場一壽(くさばかずひさ)さんのものです。
 

こちら

 



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jumpinghorse

大卒後新卒でシンガポール航空のCAになったのがきっかけでその後12年間シンガポールに居住しました。現在は月の半分海外、半分東京に。Facebook⇒ https://www.facebook.com/shiomi.yuki   インスタ yuki.shiomi 

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