皆様、こんにちは。
東南アジアコンサルタントの塩見有輝です。

皆さんは、啓発書の代表本
カーネギーの「人を動かす」という本をご存知ですか?
1937年に初版が出版されて以来、
世界各国でロングセラーのままの書籍です。

この本に私は、思い出があるんですよ。
今日は、ちょっとご披露致しますね。

何十年も昔、私は大好きだった彼と
数年間、一途にお付き合いしていて、
横浜生まれの私は、
山手カトリック教会で結婚式をする
ということが最大の夢の(笑)
純情可憐な少女だったわけでございます。

週に3回くらい会って、
毎週日曜日は遠出して、
年に4回はスキーに行ったり
イベント事はいつも一緒で
数年の時間を過ごしていたにもかかわらず、
なんと、その彼は浮気をしていたのが、
相手の女性からの私への突然の電話で発覚しました!(笑)
今から思うと大変な笑い話ですが、
当時はとっても驚き悲しみまして、
世界が終わってしまったかの如くです。
そんな日々から抜け出したく、
試しで受けたシンガポール航空に
ほんとに入社することに決めました。

人生って面白いですね。
「私はこの人の前から消えてやる~」と
思いまして「JALに行けばいいじゃん」
と泣くその人に仕返し気分で
シンガポールに行くと決めました。

お別れすると決めた時に
本屋さんで平置きされていた、
人を動かす」という本に目が行きました。
もう一つ、同じくカーネギーの本で、
道は開ける」というタイトルの本も、
置いてありました。
私は横浜ルミネの有隣堂で、
どちらかの本をその人にあげようと思って
どちらにするか数十分、考えました。

そして、

「ヘラヘラ女遊びしていないで、
人を動かす強い男になってほしい
と思い、
人を動かす」というタイトルの方を
選びました。

それから、相当いろいろと
あちらは頑張ったようで、
たま~に電話がかかってくると
いつも年収がいくらになったという
自慢&報告で、それが毎年
どんどん上がって行って、
こうなったのも、
私のおかげだという話に毎回なり、
「本をくれたんだよね」という話になって終わる、
という会話パターンでした。

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「そうだよね、きっとあの本の中には、
何があっても頑張りなさい、とか
強く頑張りなさい、とか
人に負けるな、など、
そんな感じの事が書いてあるんだよね。
私は、自分はその本を読んでいないにもかかわらず
すっかり本の内容をそのように勝手に
解釈していました。

さて、2017年末の大掃除の時、
この改訂版の本を数年前にふと買って、
やはり読まずに
そのままになっていたものが出てきて
今回は読んでみました。

大変に驚きました。
なぜなら、私の想像していた内容と
真逆の真理がつづられていたからです。

Wikipedia 引用
書籍「人を動かす」の内容

人を動かす三原則
批判も非難もしない。苦情も言わない。
率直で、誠実な評価を与える。
強い欲求を起こさせる。

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人に好かれる六原則
誠実な関心を寄せる。
笑顔で接する。
名前は、当人にとって、最も快い、最も大切な響きを持つ言葉であることを忘れない。
聞き手にまわる。
相手の関心を見抜いて話題にする。
重要感を与える – 誠意を込めて。

人を説得する十二原則
議論に勝つ唯一の方法として議論を避ける。
相手の意見に敬意を払い、誤りを指摘しない。
自分の誤りをただちにこころよく認める。
おだやかに話す。
相手が即座に’イエス’と答える問題を選ぶ。
相手にしゃべらせる。
相手に思いつかせる。
人の身になる。
相手の考えや希望に対して同情を持つ。
対抗意識を刺激する。

人を変える九原則
まずほめる。
遠まわしに注意を与える。
まず自分の誤りを話した後、相手に注意を与える。
命令をせず、意見を求める。
顔を立てる。
わずかなことでも、すべて、惜しみなく、心からほめる。
期待をかける。
激励して、能力に自信を持たせる。
喜んで協力させる。

本の内容↑が
自分の想像していたものと全く違い、
相手への愛情に溢れていました。

それから、

人は自分にしか興味がない」ということが
読み取れました。

それがいいとか、悪いとかではなくて、
基本的に人は、
自分にしか興味がない人がほとんどなので、
そこをわかっておかないといけない
ということです。

「いくつですか?」という質問に
「いくつに見える?」と
ワクワク顔で返す人も、
意外にも、いまだ
とても多いです。

大丈夫、自分の期待や心配と関係なく、
大概の場合、みんな年相応に見えているのに。

相手には関心がないけれど、
自分のことについては何でも気になる、
それが人間だと思います。

さて、先ほどの元Playboyさんは、
現在では大変に穏やかな
器の大きな男となり
静かな笑顔をたたえています。

あの本が必要だったのは、
どうやら、
私の方だったみたいですね。

以前は他の人の事には
興味がもてなかった私も、
今では、
一緒に成功していきたいな、
そう思える人々がいます。
1月20日は懇親会を開催致しました~。

2018年、頑張っていこう。

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By jumpinghorse

大卒後新卒でシンガポール航空のCAになったのがきっかけでその後12年間シンガポールに居住しました。現在は月の半分海外、半分東京に。Facebook⇒ https://www.facebook.com/shiomi.yuki   インスタ yuki.shiomi 

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