皆さま こんにちは。
東南アジアコンサルタントの塩見有輝です。
建築家の丹下健三さんと黒川記章さんを
ご存知ですか?
世界的に有名な方々なので
ご存知の方は多いと思いますが、
改めてその実績を見ますと
本当にすごいのです。
シンガポールやマレーシアでも
国のアイコンとなるような
大きな建築物の設計が、
このお二人でされているのです。
では、まず、
日本では六本木の国立新美術館が
代表作の【黒川記章】さんから。
マレーシアのクアラルンプール国際空港は
黒川記章さんの設計です!!
シンガポールでは、定番観光スポットの
マリーナエリアの観覧車
『シンガポール・フライヤー』も
記章さんの設計なのです。
シンガポール・フライヤー(観覧車)では、
最大28人入れるゴンドラがあり、
貸切でお食事会もできます。
それから、
シンガポールの金融街の絵を、
一際華やかにしている↑
リパブリック・プラザも!
66階建てです。
観覧車のSingapore Flyerは、
当然シンガポール人にとっては、
東京タワーのような存在の
観光アイコンですので、
この設計により、
Kisho Kurokawaの名前は、
現地で有名になりました。
現地の人に、
キ・ショー ク・ロ・カ・ワと、
たどたどしいながら、
フルネームで認知されています。
黒川記章さんの師匠である、
【丹下健三】さんは、
ずっと以前からシンガポールで
たくさんの建築物の設計をされています。
↓ 下のシンガポールの金融街の
UOB PLAZAとよく似ていますね。
シンガポールの国立体育館である
シンガポール インドアスタジアムも!! ↓
日本で数々の名だたるビルや、
大使館邸を設計した丹下健三さん。
芝公園にあるのホテル、
東京プリンスホテルパークタワーも、
新宿のパークハイアットも、
丹下健三さんです。
シンガポールの、コンドミニアムで、
UE SQ(ユーイ―スクエア)という物件も
丹下健三さんの作品です。
こちらが外観です↓
↑東京都庁やパークハイアットと
そっくりで、素敵ですね。
1997年に建ちましたが、
その頃からこの物件の
セールスポイントの一つは
Kenzo Tangeの設計というところです。
現地の不動産屋さんは、
Kenzo Tangeという名前を
とても誇らしげにプレゼンします。
うっとりと見ていた
外国の街の外観に
日本人が設計していた建築が
こんなにたくさんあったなんて。
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