【Ep4 ブーゲンビリアと月】印僑の教え~God Inside of Myself~

小説 ブーゲンビリアと月

Episode 4

エスコートサービス。

エスコートするだけの名目。

ただ、それ以上のことがあるのは暗黙の了解。
こんなビジネスはどこの国でもありうる。

経済成長でギラギラした
1990年代のシンガポール。

近隣諸国の王族や
事業で成功した金を掴んだ男達が

高級エスコートクラブ「High Society」で
見せる
裏の顔とは。。。

そこには成功のヒントも、
成功の向こう側の闇さえも見える。
その男たちにいじられて
性欲性癖を受け止める

女達のか・ん・じ・て・いることって?

Episode 4

印僑の教え
~God Inside of Myself~

その弁護士は、
もう一人のパートナー弁護士と一緒に
威勢のいいDashingポーズで入ってきた。
その時にJennyは意外にも
あんなに嫌だったインド人に
初めて恋したの ‘かも’、しれない。
大臣から、
『敏腕で、殺人事件も無罪にした人だよ』
と聞かされていた。
別の日の夜、
食事に3人で行くことになったときは、
その目的がビジネスの話なのか、
それ以外の話なのか、意図が最初は
まだ彼女にはよくわからなかったけれど、
人生を楽しんでいるのがわかる、
いたずらっぽい彼の真っ黒い瞳が
きらきらとしながら、
見つめてくるものだから、
彼女には、もうわかった。

裁判もよく見に行った。
’You want to see my next Open Verdict?’
(今度の僕の公判、見に来る?)と
きっと勝ちが決まっている、
余裕のある時には彼女をさそった。
被告側の席について見ていると、
被告側の家族・友人達は
彼女が日本人なので、
”Are you from ASAHI?”
と聞いてきたりした。
彼女が被告側のサポーターだとわかると
大変に好意的に
受け入れてくれることが
ほとんどだった。

裁判官が入ってきて、
全員が起立したときに、
その弁護士は、
必ず右手で、
自分の右の尻をわしづかみにする。

これが、後方で見ている
彼女への挨拶というか
サインだった。

不謹慎ではあるが、
そういうアグレッシブな野蛮さが
好きな人だった。

荒っぽいチャーミングさは、
普通の中庸な家庭に
育ったのではなく、
本当に貧しい環境を
生き抜いたからのようだ。

まるでありがちな物語のように
本当に母親と一緒に
皿洗いをしていた話をしていた。

”でも、
いつも不思議なことがおこる”
と、教えてくれた。
”いつも神に「助けてほしい」と祈ると、
必ず助かるんだ”
と、教えてくれた。

彼女は、初めは
よくあるつらい幼少期の
思い込みの激しい話だろうと思って
受け流して黙って聞いていた。

でも それは、印僑が使う、
『自分の中の神を起こす』
というジュガールだった時にいうことに
気が付くのには、
彼女は何年もかかった。

現在、アメリカにいるインド人は
全体の 0.5%。
にもかかわらず、
ビリオネア(10億万長者)で区切ると、
そのうちのインド人の比率は
10%である。

この異常に高い数字には、秘密がある。

「自分の中の神を起こせ。」

こんな言葉は、
自己啓発の一文にしか
見えないかも知れない。

でも、ラダがずっと
教えてくれていた、あの目は、
大事なことを教えようとしていたあの目は、
本当だった。

(では次回は、火曜の夜に。
毎週火曜と金曜の夜、配信しますね。)

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