皆さま こんにちは。
東南アジアコンサルタントの塩見有輝です。
あっと、いう間に円高ですね。
(記事執筆日:2016/02/26)
【1シンガポールドル】
1年前2015年2月末=87.85円
現在2016年2月末=80.77円
【1マレーシアリンギット】
2015年2月=33.15円
2016年2月=26.95円
【1フィリピンペソ】
2015年2月=2.71円
2016年2月=2.38円
あなた様は何か直接打撃を受けたり、
得したりしましたですか?
為替って本当に大きいですね。
1年前の2015年2月に、
例えば、外国の銀行口座が利息が5%だから、
そこに1000万円、日本から動かして
入れたとした場合、
1年たって、現在の日本円での価値を
手数料や、円の売値買値は無視して
単純計算しただけでも、
【シンガポールに入れた場合】
1年後現在の日本円での価値は、
1000万円÷87.85円×1.05×80.77円= 965,378円
1年でマイナス346,215円
もしも利息が9%だったらトントンだった。
【マレーシアに入れた場合】
8,536,199円
マイナス1,463,801円
もしも利息が24%だったらトントンだった。
【フィリピンに入れた場合】
9,221,402円
マイナス778,598円
もしも利息が14%だったらトントンだった。
2016年の年明けで、
2か月であっという間に円高になって
これだけ価値が上下したりするなら、
仮想通貨で持っていた方が便利がいいと
考える人も多くなるのは
当たり前かも知れないですね。
金融庁が、ビットコインが貴金属のようなモノではなくて、
貨幣と定義したと2016年2月24日のニュースになっていました。
ビットコインを使える場所が増えたり、
また本来の意味(世界共通通貨)とは離れてしまうかもしれませんが
やはりビットコインを必要な時に円で現金に換金したりすることが
安全で瞬時に即刻できるようになったら
今までしていたことは、急変化してしまうかもしれないですね。
トラベラーズチェックって、
覚えていますか?
今は、「懐かしワード」「死語」
になっていますよね?
このように、
いろいろな規制があって
変化が難しそうな通貨関連の事も、
人々の需要によって、
急になくなったり、逆に
認めないと言われていたものが
認めざるを得ない状況になり、
予想以上に一気に変化が進むことも
今後あるかもしれないですね。
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