もうすぐ選挙ですね。
「本当に年金だけで暮らせるんですか?」と国会で質問攻めにしているのを見ると、まるで彼女役の めんどうなお嬢さんが彼氏に「私のことだけを愛しているの?」と質問攻めしているみたいに見える。
「私のこと愛しているって言ったよね? なんで道歩いているとき、他の女の子のこと見るの?」
ー「もちろん愛してるよ。別に見てないよ^^」で会話を終わらせていればよかったものを、ついうっかり「目が行っちゃっただけだよ。」と加えたところで、話がめんどくなる。
「目が行ったっていうことは、その子に興味があるっていうことじゃないの? 100年間ずっと私だけを見ていてくれるっていうはずじゃなかったの?」
ー「そうだよ^^」で話を終わらせておけばよかったものを、「目が行くぐらい、普通だろう。」なんて言ったものだから、もうこれは、話が終わらなくなってしまう。質問攻めの、本開始だ。
「浮気なんかしないよ。絶対に!」「絶対に? じゃ、石原さとみに迫られても断れる!?」
ー「・・・」
「やっぱり嘘なんだね。 私のことだけ、女として愛しているんじゃないんだね。。。」
くだらないように思うが、私には、2000万円問題の質疑応答がそんなやり取りに見えてしまった。
無理やりに「Yes、大丈夫!」と言わせても、それが「事実」に転換するわけではないことだし、無理やり言わせて安心することではない。どこからが浮気か、設定が人によって違うのと同じく、年をとってどの程度の暮らしを人が望んで、どの程度を国の責任と感じるかによって話も変わってくる。それからその時々の状況で話も変わる。
聞いても仕方がないのに、不必要で不安をあおる質問が続いていて、「お前、くだらないことばっかり聞かないの~。タチが悪いぞ~」と言いたいけれど、言ったらまた話が長くなるだろう。質問攻めしている人を応援しても、きっとあなたが望んだ愛の形は手に入らないと思う。
私が30歳になったとき、これからどんどん年を取って、中高年になったら、きっとほしいものはなくなると思っていた。雑誌に出ている素敵な洋服も、中高年で着る服じゃないし、それ用の可愛い服もないし、きっと年を取ればとるほど、あまりお金も使わなくなるのではないだろうか?と想像し、「じゃあ今、使った方がいい!」と思ってきた。
さて、実際は、どうか。
実際は、今だに欲しい洋服もあるし、若い頃と比べて欲が枯れないところがある。もしもあなた様が20代か30代だとすると、自分が中高年になった時の事は、特に女性は、想像したくないし、しにくいと思いますが、結構お金もかかりますので、消費もほどほどにね。
23歳の時、バンコクに行った時にルビーの指輪が売っていて、すごく欲しくなったのだけれど、その代金を払うと、帰りには空っぽのお財布で帰らないといけない状況があった。
私は、少しだけ迷ったが、買って、帰りの空港に行った。そこで空港税が必要と知ったけれど、空港税さえも払えないな、どうしようと思っていたら、タイ航空のパイロットさんに声をかけられて払っていただいたことがある。
(話がそれるが、本当に賢い女性は、指輪は男の人に払ってもらって、空港税は自分で払うんですよね。私は逆ですね(笑)そこの根本的問題は、また別の会の話題としてね。)それくらい何も考えずに消費していた。
でも、よかったことが1個ある。シンガポールのCPF制度(中央政府基金)だ。これは、シンガポールで働いている人は利用できたのだが、強制的にお給料から差し引かれて、年金貯金させられる制度だ。
例えば、「お給料が30万円」だとする。日本だと、「お給料が30万円」と言った場合、額面が30万円、手取りは24万円くらい? 毎月いろいろ引かれているけれど、年金分は、自分が払った額を記録はされるものの、その同額分を将来もらえるということはなく、割振りを政府が決めます。
シンガポールで「お給料が30万円」と言った場合、当時は、24万円が手取り、差額のお給料から引かれた6万円分と、さらに会社が同じく6万円を出してくれて、つまり12万円が、CPFという仕組みに貯められて行った。つまり会社は36万円をその人の為に払っているのだが、「お給料が30万円」という場合のシンガポールでの理解はこのような計算だった。そして、その毎月の12万円分は、自分のCPF口座に振り込まれて、そして、年利8%で回った。次の年は複利で回った。当時は、シンガポールに5年駐在したら、日本に家が建つと駐在員の人が笑って教えてくれた時代だ。そして現在、先進国となったシンガポールでは、引かれる%と利率は減っている。
さて、先ほどご披露した、ルビーの指輪事件のように、私は金融に対しての意識もまったくなかったけれど、このCPFという強制貯金制度があって、よかったと思う。
そのような体験から、20代、30代の皆さまへ
* 強制的に貯金するシステムを探す(自分の性格を考えて選ぶ)こと
* 近い将来、先進国になるだろう勢いのある第3国で、先進国にない、いい条件の投資を探すこと
* グレーではなくて、政府系のものを自分で探す
(「国家プロジェクト」と企画者が謳っているものではなく、正式な政府系のもの。)
といいと思います。
そういうものは、どこかに消えてしまうものではなくて、長い年月をかけて将来のあなた様に戻ってくると思います。あなた様は、そういえば、「こんなにいい条件のものってなかったよな、さすがに先進国になってしまうと無理だよな。」「国が成長するってこんなことなんだな。」「当時は、バカにされていた貧しい国だったけれど、今じゃ、この人たちに雇われかねないな。」そんな風に将来、肌で感じるのだろうと思います。
私は、今、調べ物をしていて、いくつかのアジアの国の企業に問合せをしているのですが、レスポンスが断トツに早くて、一つの説明で全体の要点を理解して、英語で返答してくれるのはシンガポールです。以前から素質はあったけれど、すっかり板についてエリート然としてきましたですね。
さて、その次にレスポンスの早い国はどこだと思いますか? きっとこの国こそ次に来る国だと私は思っています。
そんなところの具体的な話を私は8月3日(土)に秋葉原でセミナーでお話します。
是非ご参加下さいませ。こちらから今すぐご予約下さいませ。
私はどちらかというと快楽主義で、何かすごくつらい努力をしたり、賢く倹約をして、ということはなかったと思います。ただ、若い頃に、一人の優秀な偉人たるリーダー(リー・クアンユー)によって第3国が先進国になる時の恩恵を体感したことが、有りがたい事だったと思います。その勢いはすごいものなんですよ。時を振り返ってそう思います。それから自分が当事者で、作業まですることによって、具体的ノウハウを身に着けることができてよかったと思います。
今回のセミナーの主催者のサンワード貿易さんは、先物とFXの取引会社さんです。後半がサンワードさんのお話で、前半が私のお話とさせていただきます。
今日は、インドネシアの20代のお友達からラインが来ました。
「塩見さん、FaceAppっていうアプリ知っている?」「知らない」「写真を若くしたり、年を取らせたりして加工できるアプリです。この写真インスタにのせれば~^^」と言って、私の写真を送ってきた。これは加工しているのかな?
先日一緒にバンコクに行った時にとってもらった写真だ。私の目から見ると、この写真の私は現在の私そのものに見える。違うのかな。
加齢やお金に対する考え方は人それぞれだと思います。正解はもちろん人それぞれ、と思います。
でも、
「若い頃も最高に楽しかったけれど、年をとっても今も楽しいよ」と痛々しくなく、言いたいですね。
Young(若く), Broke(貧乏で), and Fabulous(美しい)でキラキラするエネルギーは強くて一方、儚げで、私も好きだ。でも、違う素敵なエネルギーも出せる。Y,B,Fの時に、たくさん行動して、学ぶといいと思います。うんちくと批判の野党ではなくて、具体的に行動する当事者になろう!
実力差がつくはずと思います。
具体策を教えますので来てください。
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